こんにちは!
今年も大晦日にSASUKE2019が放送されますね。
収録日は11月23日・24日とのことで、出場者はソワソワしているのではないでしょうか(笑)
SASUKEといえば、お馴染みメンバーの活躍にも期待したいところ。
今回はその中からサスケ君とも呼ばれる森本裕介さんについて紹介していきます。
森本裕介さんのプロフィール
【生年月日】1991年12月21日
【出身】高知県土佐市
【身長/体重】162cm/62kg
【趣味】SASUKE
【あだ名】サスケ君
【最終学歴】高知大学大学院
もはや番組名の「SASUKE」が愛称となっているサスケ君こと森本裕介さん。
162cmと小柄ながらガッチリとした体形が目を引きます。
ちなみに出身大学も高知大学(理学部応用理学科)、実は国立大学へ進学しているんですね~。
フィジカルだけじゃなくて、インテリジェンスにもあふれています。
ちなみに大学時代からクライミングを初め、国体にも出場しちゃったらしいですよ。
もはや運動神経の塊……
全身の筋肉が鍛えられるだけでなく、体の効率的な使い方を学ぶことができるので、SASUKEにも役立ったそうです。
でも意外にも体育は苦手だったみたい。
それでも子供のころから公園のアスレチックで遊ぶのは大好きだったそうで。
なるほど!それでバランス感覚が鍛えられたのかな?
そして同大学の大学院を卒業し、現在はエンジニアとして働きながらSASUKE開催の時を待ち続けます。
15歳にしてSASUKE初出場
森本裕介さんが初めてSASUKEに挑戦したのは2007年3月に行われた第18回大会。
このころはまだ15歳だったんですよね~
もちろん参加者中最年少でした。
SASUKEに出場したきっかけは、7歳の時にテレビで見たSASUKE大会。
大人たちが険しいアスレチックに挑戦している姿に感動し、いつか自分もという想いが芽生えていったそうです。
でも15歳で初挑戦とは、なかなか行動的!
中学では部活に入らずにSASUKEのためのトレーニングに没頭し、さらにMr.SASUKEこと山田勝己さんの会いに行ったという話も。
しかも実家に(笑)
このエピソードだけでも並々ならぬ思いが伝わってきます。
ではSASUKE初挑戦の成績はというと、残念ながら1stステージ中盤のジャンピングスパイダーで落下してしまいました。
思い描いていた夢が、ほんの数分で泡となる…
しかし森本少年はここでくじけたりはしませんでした。
徐々に成績を伸ばし続けたサスケ君
森本裕介さんはその後もSASUKEに挑み続けます。
ジャンピングスパイダーだけでなく、ハーフパイプアタックにそり立つ壁。
1stステージの難関にはことごとく阻まれてきました。
応募をしても出場資格が得られない時期もありました。
それでも森本裕介さんはSASUKEへのチャレンジを続け、5度目の挑戦となった第27回大会でとうとう1stステージをクリア!
続く2ndステージのメタルスピンで脱落してしまいますが、ここで何かをつかんだのか、一気に成績を伸ばしていきます。
第29回大会では1st・2ndを危なげなく突破!
自身初の3rdステージへ進出します。
さらに3rdステージでもまだ誰もクリアできていなかったクレイジークリフハンガーもクリア!
周囲の期待もどんどん高まっていきます。
しかし最後はパイプスライダーの着地に失敗し、クリアならず。
長きにわたって出場者を苦しめてきたアトラクションに、森本裕介さんも漏れなくやられてしまいました。
それでも大会参加者の中で最もステージを進みぬいたということで、最優秀成績者に選ばれています。
ちなみにサスケくんのあだ名が紹介されたのもこれくらいの時期からですね。
バイト先のジムの常連さんが名付け親だそうです(笑)
史上4人目の完全制覇
第30回記念大会はゼッケン3000番台を背負うも、2ndステージ敗退と前回の記録を超えられませんでした。
ですが第31回大会、その悔しさを乗り越えて圧巻のパフォーマンスを見せます
「原点回帰」が大会テーマとなった31回大会。
森本裕介さんもスタート前には「初心に戻って挑みたい」と語っていました。
まず1stステージを難なくクリアすると、2ndステージもかなりの余裕をもってクリア。
今回もまったく危なげないまま、3rdステージまで進んでしまいます。
3 rdステージ、クレイジークリフハンガーをまたも難なく突破。
続くバーティカルリミット改では苦しい表情を見せながらも、何とかクリアしていきます。
そしていよいよパイプスライダーへ
パイプを順手・逆手の両方で持ち、反動をつけながらパイプを進めていきます。
いよいよゴールが目前、赤いマットに飛び移れば3rdステージクリアです。
第29回大会ではこのジャンプで失敗しています。
嫌でも前回の落下もよぎるこの状況。
反動をつけてからジャンプ…!
ここにきて完璧なジャンプ!もちろん着地もきれいに決まりました。
とうとう3rdステージもクリアし、大会参加者中、唯一のファイナル進出となります。
さあいよいよファイナルステージ。
周囲が闇夜に包まれ、異様な緊張感の中、森本裕介さんがその舞台に上がります。
森本裕介さんは序盤から飛ばしていきました。
まず前半のスパイダークライムを驚異的なスピードでクリア。
これは友人でありファイナル経験者でもある又地諒さんのアドバイスもあってのことだそうです。
ペース配分なんて考えず、一気に上へ。
続く綱上りでもスピードは緩めず、そのままゴールボタンに手をかけます!
残り時間はまだ2.5秒!つまり……
史上4人目の完全制覇達成!
ゴール後のインタビューでは「おじいちゃんに完全制覇したところを見せられてよかったです」と感無量の表情でした。
番組終了後に又地諒さんのところへ行った時には、もう号泣だったんだとか。
パワーだけではクリアできないSASUKEの奥深さ
森本裕介さんが完全制覇をしたとき、体が大きくないのにすごいな~ってすごく単純に思っていました。
でもこれまで完全制覇を達成した4人を見てみると、意外とみなさん小柄なんですよね。
秋山和彦さん:161cm 56kg
長野誠さん:162cm 64kg
漆原裕治さん:163cm 53kg
森本裕介さん:162cm 62kg
これって偶然じゃないですよね?
よく考えるとSASUKEは体を腕だけで、時には指だけで支えながら進んでいくエリアが多いですものね。
特に3rdステージからはそれが顕著になります。
「ウルトラクレイジークリフハンガー」
3cmの突起を指先のみでつかみ、全体重を支えながら移動してするSASUKE最難関のエリアです。
森本裕介さんの完全制覇後、さらに難しくリニューアルされました。
移動だけならまだしも、ハンガーからハンガーへの飛び移りが本当に極悪。
体を反対に向けながら飛び、また3cmしかない突起をつかまなければならないのです。
しかもその飛び移りポイントは2度あり、2度目に至ってはハンガーが上下に移動しています。
いったいどれだけ指を酷使させるつもりなのでしょうか。
まさにウルトラクレイジー
https://twitter.com/kumasuki_if/status/1079741462038798336
このアトラクションのクリア者の中で、最も体格に恵まれていたのがドリュー・ドレッシェルでした。
彼は身長175cm、体重74kg。
やはり大柄ではないものの、筋肉質のいい体をしています。
しかしそんな彼でも、その直後にある「バーティカルリミット改」ですぐに落ちてリタイアとなっています。
バーティカルリミット改も、1cmしかない突起をつかみながら移動していくという鬼畜エリア。
ドレッシェルはそこに指をかけた瞬間に落下してしまいました。
握力が限界だったのでしょう。
新エリアのウルトラクレイジークリフハンガー ドリュー・ドレッシェル #SASUKE pic.twitter.com/RKKzsuFwFQ
— ちーくん (@ackten) July 3, 2016
バーティカルリミット改はこれまで合計6人の方が挑戦していますが、クリアしたのは森本裕介さんただ一人です。
やっぱり体格がいいだけではクリアできないのがSASUKEのむずかしさであり、奥深さでもあるんですね。
SAUSKEから人間的な成長へ
森本良助さんのSASUKEへの挑戦はまだまだ終わりません。
完全制覇以降も、SASUKEには4度挑戦。
いずれの大会でもゼッケン100が与えられました。
第33回、第34回ではいずれも3rdステージ、第35回・第36回大会では2回連続のファイナル進出を決めてます。
ちなみにバーティカルリミット改も第33回以外はバッチリクリアしています。
いよいよ史上2人目、2度目の完全制覇も照準に捉えてきました。
でも森本裕介さんのモチベーションの源泉になっているのは、2度目の完全制覇だけではないそうで、、、
かつては山田勝己さんや長野誠さんなどの「先輩への憧れ」がモチベーションでした。
今ではそれに加えて「2度目の完全制覇」、
そして「後輩のお手本になるパフォーマンスをする」ことがモチベーションになっているそう。
その姿勢は、トレーニングをする姿からもうかがえます。
初出場時は中学生だった森本裕介さんもいまや社会人。
当然トレーニングに当てられる時間は減ってきています。
ですが森本裕介さんの務めている会社は、残業がほとんどないみたいで。
18時には会社を出て、1時間かけてSASUKE仲間の家にある練習場に向かい、19時~22時まで練習をしているというのです。
SASUKE仲間の家にある練習場というのが、大阪府堺市にあるハウスクリニック浦嶋。
ハウスクリニック浦嶋は住宅リフォーム会社なのですが、ガレージにはSASUKEのステージを忠実に再現して作ったセットがあるのです!
SASUKEセットを自宅や別の場所に作って練習に励んでいる出場者は何人も紹介されてきましたが、
他の出場者がSASUKEのセットを所持している人のところにお邪魔することも多いそう。
森本裕介さんはハウスクリニック浦嶋で1日最低1時間、本番が近づいてくると3時間は練習をするといいます。
そしてここからがすごいところ。
森本裕介さんは練習にもPDCAサイクルを取り入れているんだそうです。
(Plan:計画 Do:実行 Check:評価 Action:改善)
やみくもにやるのではなく、ちゃんと考えて練習する。
これって社会人としてかなり大事なことでは!?
仕事もそうなのですが、社会人になって限られた時間しかトレーニングに充てられない中、PDCAを考えながら練習できる。
森本裕介さんも「SASUKEも仕事も『いつまでに何をするのか』が重要」と語ります。
練習する姿すらもお手本になる!SASUKEを通じて人間的な成長も見せる!
もうサスケくんのあだ名が完全に相応しいものになっていますね!
これからも仕事とSASUKEを両立し、そして番組をけん引する存在としてあり続けてほしいです!
最後までお読みいただき、ありがとうございました。