吉本新喜劇すっちーが組んでいたコンビ「ビッキーズ」とは

 

ビキビキ・ビッキーズ!

 

かつてビッキーズというコンビで活動していた吉本新喜劇のすっちーさん。

 

2007年に解散されたということで、もうビッキーズを知らないという方もいらっしゃるのではないでしょうか?

 

ビッキーズは関西ですごく人気のあるコンビで、解散が発表されたときには芸人仲間ですらびっくりしていたほど。

 

ビッキーズ、いったいどんなコンビだったのでしょうか?

 

すっちーのプロフィール

【本名】須知裕雅(すち ひろまさ)

【生年月日】1972年1月26日

【出身】大阪府摂津市

【高校】大阪府立茨木西高校

【身長】158cm

【血液型】O型

 

 

 

 

 

吉本新喜劇のすち子のキャラクターでおなじみ、すっちーさん。

 

 

人によっては普段のすっちーさんを見たことがなく、すち子の姿しか知らないという方もいらっしゃるかもしれませんね。

 

 

それもそのはずで、吉本新喜劇ではほとんどの舞台ですち子として出演。

 

 

 

 

乳首ドリルでおなじみの吉田裕さん、パンツ・ミーの曲でおなじみの松浦真也さんら、様々な芸人さんと息の合ったコンビネーションを見せてきました。

 

新喜劇に入団したのは2007年ごろなのですが、観客の心を鷲掴みするようなギャグを次々に生み出し、あっという間に座長にまで駆け上がってしまいます。

 

 

今では新喜劇にすち子さんは無くてはならない存在となりました。

 

すっちーのビッキーズ時代

そんなすっちーさんも、かつてはビッキーズというコンビで活動していました。

 

 

 

 

 

相方は小学校時代からの同級生、木部信彦さん。

 

 

ビッキーズの漫才といえば、ハッピ姿で登場しアメちゃんを客席に振りまいて、「ビキビキ・ビッキーズ!」とお決まりの掛け声が特徴的でしたよね。

 

 

ハイテンションな感じで漫才がスタートし、その後のテンポの良い掛け合いもとても心地よかったです。

 

 

でもそんなスタイルなのに、すっちーさんが世の中の様々なシーンに対して不満を連ねていく「ぼやき漫才」という。

 

すっちーさんのぼやき、なかなかキレキレでした。

 

 

2001年には

 

ABCお笑い新人グランプリ 最優秀新人賞

NHK神側漫才コンテスト 優秀賞

上方お笑い大賞 新人賞

 

といくつものタイトルを獲得。

 

 

ネタ見せ番組への出演も多数あり、決して売れていないコンビというわけではありませんでした。

 

 

だからこそ、2007年に解散が発表されたのはビックリしましたよね~

 

 

ビッキーズ解散の理由は?

解散はすっちーさんの方から言い出したそうで。

 

 

フットボールアワー・ブラックマヨネーズ・チュートリアル

 

身近な芸人から次々にM-1チャンピオンが登場していったという当時の状況。

 

 

そんな中、すっちーさんはビッキーズのスタイルに限界を感じていたとのことでした。

 

 

確かにハイテンションでテンポのいいビッキーズの漫才は、多くの人を魅了していました。

 

 

ですが、スタイル的にはトリを務めるよりもトップバッターに向いていたということもあり、前座的な役割での出番が多かったそうです。

 

 

番組の前説を任されることも多かったんだとか。

 

 

トップバッターで出てきて客席の心をグッとつかみ、適度に温めてから次のコンビへとつないでいく。

 

それは大切な役割ではあったのですが、決してその公演の真打にはなれません

 

 

ビッキーズとしてどれだけ結果を残しても前座的な扱いが変わらず、いつしかすっちーさんの気持ちも切れてしまったんだとか。

 

 

そして話し合いの末、ビッキーズは2007年の101日に正式に解散。

 

 

すっちーさんはピン芸人として引き続き活動、木部さんは芸能界を引退して一般人として他のお仕事に従事されているそうです。

 

といってもたむらけんじさんが経営する「炭火焼肉 たむら」の社員(名古屋支店店長)だそうですが。

 

 

すっちーさんは解散としたその月に吉本新喜劇へと入団。数々の定番ギャグを生み出し、2014年には早くも座長へと就任する活躍を見せました。

 

 

当初は漫才と新喜劇との笑いの違いに難しさを感じていたみたいですが、やっぱり他の座員との掛け合いの上手さは抜群ですよね。

 

 

前説ばかり任されていた時とは違い、今は文字通り新喜劇の主演です。

 

 

これからも劇場に、そしてお茶の間に、たくさんの笑いを届けてほしいです。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。