【阪神】熊谷敬宥ナイスガイ!走・攻・守・顔・性格の5拍子揃った選手がついにレギュラー?

 

こんにちは!

 

2025年シーズン、セ・リーグを独走している阪神タイガース。

 

1番~5番までが盤石の打線に加えて、充実した投手陣。そりゃ強いわなといった感じです。

 

ですが個人的にキーマンだと思っているのが、熊谷敬宥選手。

 

これまでも代走・守備固めとしてチームを支えてくれていましたが、今シーズンはスタメンでの出場機会が増え、しっかり結果を残しています。

 

しかもキャラクターもナイスガイ!

 

今回はそんな熊谷敬宥選手に注目してみました。

 

熊谷敬宥のプロフィール

【生年月日】1995年11月10日

【出身】宮城県仙台市

【身長/体重】175cm/68kg

【高校】仙台育英

【大学】立教大学

 

 

 

 

2017年のドラフトで3位指名を受けて阪神タイガースへと入団した熊谷敬宥選手。

 

 

入団当初からその俊足堅守とイケメンっぷりが話題となっていました。

 

 

ただイケメンはともかくとして、俊足タイプの選手は当時から阪神には多く在籍していて、そしてそういった選手のほとんどがレギュラー定着には至りませんでした。

 

 

はたして熊谷敬宥選手はどうか、ファンの間でも不安と期待が入り混じります。

 

 

 

 

熊谷敬宥選手の場合、1軍でのデビューは比較的早い時期に訪れました。

 

 

ルーキーイヤーの2018年、5月18日に1軍昇格を果たすと、翌日の中日戦で伊藤隼太選手の代走として1軍初出場。

 

 

ちなみにこの当時、2軍では42試合の出場で20盗塁を決める快足っぷりだったみたいです。

 

 

その後もそのシーズン中にプロ初安打・初打点を記録。順調な滑り出しを見せました。

 

激しいレギュラー争い、熊谷敬宥の立ち位置

しかしその後は例にもれず、なかなかレギュラー定着とはいきません。

 

 

熊谷敬宥選手のポジションはセカンド・ショート

 

 

このポジションは特に競争が激しく、どちらかが固定できてもどちらかが固定できないというシーズンの方が多かったくらいです。

 

 

様々な選手が起用される中、頭一つ抜け出す選手がなかなか出てこず。

 

 

2021年に中野拓夢選手がショートのポジションに定着するまでは、絶対的なレギュラーはいなかったように思います。

 

 

熊谷敬宥選手も多くの競争相手にもまれ、2021年からは外野にも挑戦するなど、1軍の生き残りの座をかけて必死にもがきました。

 

 

さらに厳しいのが、代走や守備固めのポジションですらも競争が過酷だということです。

 

 

代走のライバル筆頭といえば、やはり植田海選手でしょう。

 

 

年齢でいえば熊谷敬宥選手の方が1つ上ですが、植田海選手は高卒で入団したためプロでのキャリアはこちらが上。

 

 

熊谷敬宥選手のルーキーイヤーだった2018年は、3年目だった植田海選手が初めて1軍で100試合以上に出場した年でもあります。

 

 

抜群の身体能力に加えて、盗塁技術も兼ね備えた選手。実際にひりつくようなシーンで盗塁を決める植田海選手を何度も見てきました。

 

 

ただ足が速いだけでは務まらない、阪神の代走というのはそれくらいハイレベルなポジションなのです。

 

ついに熊谷敬宥がレギュラーに定着!?

もちろん熊谷敬宥選手も負けてはいません。大学時代から定評のあった走塁技術をさらに磨き、勝負所での代走に起用される機会も増えてきました。

 

 

もちろん植田海選手も勝負所で起用されることはあります。つまり代走の切り札が2人もいるということなのです。

 

 

これはベンチにとってはかなり大きかったと思います。

 

 

 

 

そして2025年、いよいよ熊谷敬宥選手が覚醒の時を迎えます。

 

 

開幕こそ2軍スタートだったものの、425日に1軍昇格。65日の日本ハム戦では自信3年ぶりとなるスタメン起用もありました。

 

 

ヘルナンデス選手がサードで起用される日は代走からサードの守備固め。DHが使える場合は熊谷敬宥選手がサードでスタメンという試合もありました。

 

 

ヘルナンデス選手の調子が落ちると、佐藤輝明選手がサードに戻り、今度は熊谷敬宥選手がショートで出場する機会が増えます。

 

 

2025年シーズン、木浪聖也選手は調子が上がってこず、小幡竜平選手もまだまだムラがありますから。

 

 

その間に熊谷敬宥選手がショートの定位置を奪おうかとしているのです。

 

 

もともと守備には定評がありますし、実際に華麗な守備を連発しています。

 

 

バッティングも好調で、昨年までの通算安打数(18)・通算打点(8打点)をすでに2025シーズンだけで超えてしまいました。

 

 

下位に坂本誠志郎選手と熊谷敬宥選手がいる打線は本当に脅威です。

 

 

 

そして何より性格がナイスガイすぎます!

 

 

もともと心優しい性格として知られている熊谷敬宥選手

 

 

2023年、代走の熊谷敬宥選手が2盗を仕掛けた際、DeNA京田陽太選手の捕球位置と体勢が悪くベースを膝で塞ぐような形となってしまいました。

 

 

 

 

その時ですら京田陽太選手の膝にスパイクが当たらないよう、スライディングを緩めるという気づかいができる人です。

 

 

(のちにルールが改正されて、仮に不可抗力でベースが塞がれていたとしても明らかにセーフのタイミングの場合はセーフとなった)

 

 

走・攻・守・顔・性格5拍子揃った熊谷敬宥選手、これからレギュラーに定着してほしいですね。

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。