こんにちは!
2023年から現役に復帰されている織田信成さん。
先日の西日本選手権で優勝を果たし、見事に全日本選手権への切符を手にしました!
かのように見えたのですが、なんと現役復帰の際の手続きに不備があり、全日本選手権への出場資格がないとのこと。
なんだかこの人騒がせ感、織田信成さんだな~って感じがしますよね。
今回はそんな織田信成さんについてまとめてみました。
織田信成のプロフィール
【生年月日】1987年3月25日
【出身】大阪府高槻市
【高校】大阪府立阿武野高校
【大学】関西大学
現役時代は国内トップレベルの選手だった織田信成さん。
2010年ソチオリンピックでは靴紐が切れながらも最後まで演技を続け、その姿に心を打たれたという方も多いのではないでしょうか?
ですが今ではタレントとしての姿の方がおなじみになってきた感もあります。
泣きの信成はバラエティ番組でも大活躍。
時には男気を見せ、時には涙を見せ、昔気質の人情味あふれる姿を見せてくれていたものです。
ですがそんな織田信成さん、2022年11月に現役復帰することを自身のYouTubeで発表。
2023年1月に行われた国民体育大会(国体)に出場し、9位という成績を収めました。
大会後には翌シーズンも現役を続けることも発表。
そして2023年10月に行われた西日本選手権で優勝を果たしたのです。
ショートプログラムでは転倒もあって7位という滑り出しだったものの
フリーでは4回転ジャンプを完璧に決め、17点差を大逆転!
ブランクも年齢も関係ないとばかりに、優勝を飾りました。
これで晴れて全日本選手権への出場が決定!
……と思いきや、なんと日本アンチ・ドーピング機構(JADA)の規定により、出場資格がないことが判明。
思わぬ形で全日本選手権への道が絶たれてしまいました。
いったい何が起こったというのでしょうか?
織田信成が違反した規定とは
実は織田信成さん、現役復帰に際しての手続きに不備があったそうなのです。
フィギュアスケートの競技大会を取り仕切っているのは、ご存じ日本スケート連盟です。
織田信成さんは2022年の10月に、その日本スケート連盟に現役復帰の報告を行ったとのこと。
そしてその際に、必要な書類や手続き等も、漏れなく確認していたそうです。
ですがこれだけでは不十分だったみたいで…
日本スケート連盟は、日本アンチ・ドーピング機構(JADA)にも加盟しています。
その名の通り日本国内のドーピング検査や、ドーピングに関する啓発活動(教育や研修など)を行っている機関です。
日本スケート連盟以外にも、日本サッカー協会だったり、日本テニス協会だったり、日本陸上連盟だったり、ほとんどのスポーツの競技連盟が加入。
2023年で100を超える団体が加盟しているといいます。
そして今回、織田信成さんはJADAが定める規定に違反してしまいました。
JADAに加盟する競技では、とりわけ国内トップクラスの成績を残した選手はRTP/TPアスリートとして扱われ、様々な報告が義務付けられています。
※RTP…Registered Testing pool(登録検査対象者リスト)
※TP…Testing pool(検査対象者リスト)
織田信成さんは2013年の引退時点で、国内トップレベルの選手として日本スケート連盟からRTPアスリートとして扱われていました。
RTPアスリートは引退の際に、「引退届」を競技連盟(今回の場合は日本スケート連盟)を通じてJADAに提出するのですが、
反対に現役復帰を希望する場合も、競技連盟ならびにJADAの両方に「復帰届」を提出しなければならないのです。
さらに復帰届けを提出してから検査を受けられるようになるまでは6か月間かかり、その間には“国内最高レベルの競技大会”に出場することはできません。
フィギュアスケートの場合、国内最高レベルの競技大会とは「全日本選手権」と「国体」の2つ。
なんでも2023年7月の時点でJADAへの復帰届けが提出されていなかったみたいで。
その時点で12月に行われる全日本選手権の開催まで半年を切っており、急いで世界ドーピング防止機構(WADA)へ除外申請書を提出するものの、それも認められず。
全日本選手権への出場が認められなかったみたいです。
いろいろとお騒がせな織田信成
でもよくよく考えれば、1月の国体には出場しているわけです。
織田信成さんが日本スケート連盟に復帰の意思を伝えたのが2022年10月のころ。
仮に復帰の手続きが不備なく行われていたとしても、その時点で1月の国体までは半年を切っているので、本来なら参加してはいけないはずです。
もうこの時点ですでに規約違反だったわけですね……
でもなんというか、織田信成さんの人騒がせなところって今に始まったことではないというか。
20歳のころにミニバイクの酒気帯び運転で検挙されたり
スケートでもジャンプの回数を規定より多く飛んじゃったり
最近だと濱田美栄コーチとの泥沼裁判もありましたし。
リンクの中でも外でも、いろいろとトラブルばかりです。
どこか抜けたところがあって、タレントとしてはそれも魅力だったのですが、社会人としてはちょっと怖いかも。
今後も競技を続けていくのなら、リンクの内外でサポートしてくれる人がいればいいのですが。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。