車のホイールナットの締め付けトルクの注意点について解説!

冬シーズンなどにご自分で自動車のタイヤをスタッドレス等に交換したりする方もいますよね。

 

 

 

私の住んでる地域でもあまりないのですが、雪が降る地域ですと毎年タイヤ交換の作業があると思います。

 

 

 

頻繁にタイヤ交換を行う人はジャッキや十字レンチなどを持っている人もいると思いますが、中には自動車に付属してる緊急用のタイヤ交換キットを使ってる人も居るのでは?

 

 

 

そこでタイヤ交換の際にホイールナットを締める作業をする時に気をつけて欲しい事があります。

 

 

 

ホイールナットを締め付ける時、どの位の力でやっていますか?

 

ホイールナットを締め付ける時、十字レンチ備え付けのレンチで締める事が多いと思いますが・・・

 

 

 

ホイールナットにも適正な締め付けトルクがあるのをご存知でしょうか?

 

 

 

一応締めつけトルクの数値はメーカーで指定されています。しかし十時レンチなどでは締め付けトルクは計測できませんよね。

 

 

 

計測するにはトルクレンチという工具が必要なのですが・・車弄る人位しか持ってないと思います(笑)

 

 

 

自分でナットを締めるとき、ナットが緩んでしまわないかなどの心配で思いっきり締め付けてませんか?それは少々危険ですよ!

 

 

ホイールナットを締め付け過ぎると何が危険なの?

 

本来ホイールナットの締め付けトルクは皆さんが想像しているより遥かに緩いんですよ、実は・・・

 

 

 

締め付けトルクを計測できるトルクレンチで、規定トルクに設定して締め付けてみるとビックリしますよ。

 

 

 

ナットが緩んだらいけないからと、力任せに締め付けるとどうなるかというと・・・

 

 

 

まず、次にホイールナットを外そうとしても外れなくなります!

 

 

 

タイヤがパンクしたり交換の時期が来たときにいざタイヤを外そうとしても外れないです。

 

 

 

あとは、無理やり締め付けるとハブボルトと言ってタイヤを支える重要なボルトがねじ切れたり、ボルトの山が痛んで緩みの原因になりかなり危険です!

 

 

 

よく見かけるのが、緊急用のレンチを使ってナットを締め付ける時に足を掛けて全体重を乗せて締め付けている人が居ますが、あれは絶対に辞めたほうがいいです。

 

 

 

手で閉めるよりたちが悪くて、ほんとに外れなくなりますよ^^;

 

 

 

車のホイールナットを適正なトルクで締め付けるにはどうすれば良いの?

適正なトルクで締めるのが一番いいので、トルクレンチでトルク計測をして締め付ければいいのですが、十字レンチでも大丈夫だと思います。

 

 

 

締め付け加減は・・・実際にやってみないとわからなくてうまく説明できないのですが。

 

 

 

手で締め付けて無理に力を入れてない状態でナットが締まっていれば大丈夫だと思ってください。心配であればもう少し力を加えて締め付けてみる。後は、何キロか車を走行後にもう一度締め付けをチェックする。

 

 

 

これを守っていればひとまずは安心だと思いますので頭の隅にでも置いておいてくださいね。

 

 

お読み頂きありがとうございました。

 

簡単にでしたが、ホイールナットの締め付け具合の注意点分かって頂けましたでしょうか?

 

 

 

私も車の事は良く分っていなかった時はタイヤ交換の際に無理やりナットを締め付けていた事がありました。

 

 

 

あの時はどうやってもホイールナットが外れなくて、車屋さんに持って行っても普通の外し方では全く歯が立たず・・・

 

 

 

知り合いの車屋のおじさんに、「どういうナットの締め付け方してんの?こりゃ外れないわ~無理無理!」なんて言われる始末。

 

 

 

おいおい、そこをなんとかするのが車屋さんやろーがってその時は思いましたが口にしませんでした。

 

 

 

ブツブツ文句言いながらもその車屋さんは「普通にやったら一生これは外せないからナット壊すで!」と。

 

 

 

後から調べたのですが、ナットブレーカーと言うナットを壊す道具があるそうで。

 

 

 

それを使ってナットを破壊してなんとかタイヤが外せました・・・

 

 

 

あの時は本当に勉強になりましたね~。

 

 

 

あれ以来車の話題になったら思い出したかのように、「ナットは無理やり締めたらあかんで~」と言ってます(笑)

 

 

 

と言うことで、自動車のホイールナットは無理やり締め付けないようにしましょう!