外壁塗装のお話ばかりをこのブログでは取り上げていますが、本日はちょっとばかし違った塗装についてお話したいと思います。
建築塗装を仕事にしている方で、車やバイクが好きな方もいるかと思います。
そういう人って大抵はDIYで車のパーツやバイクのパーツも自分で塗装しよう！って考える方が多いと個人的に思いますｗ
私もその一人で、よく車の部品を自分で塗装したりしていますよ。
DIYで簡単に塗装出来る方法を今回は解説したいと思います！
さすがに車全体を塗装するのは缶スプレーでは厳しいのですが、出来ないことは無いですよ～。
専門の業者に出すとかなりの費用が掛かりますので、自分でやってみるのも良いかもしれませんね～。
塗装で必要なものは、ペンキ屋さんがいつも使っているマスカーとマスキングテープ、耐水ペーパー、後は塗りたい色の缶スプレーを塗装する部品に応じて数本購入すればいいですね。
売っている場所はホームセンターやカー用品店などで購入できます。
自分の車の色番号にあった塗料が売ってますので、購入する際は調べてから買いに行く方が良いかもしれません。
カー用品店だとスプレー缶が置いてある場所に大抵は色の見本帳があるので、それを見て購入するのも良いですよ。
車のボディの傷を治したい場合だと、まずはペーパーで傷部分を良く擦って平らになるように下地処理をしてください。
あまり無茶にすると傷だらけになって、傷が付いていない所までガタガタになるので、出来れば傷周辺をペーパーで擦るだけに留めて置いてくださいね。
下地処理が終わったら、ペーパーした時に出たゴミや埃を綺麗にふき取り、塗料を吹きつけた時に余計な場所に飛散しないように養生をします。
ここでポイントなのですが、傷の部分だけを塗るよりは、見切りをつけて広範囲に塗装するほうが目立ちにくいです。
傷の場所だけ塗ると凄く目立ちますので注意ですよ！
最初にマスキングテープを見切りの場所に綺麗に貼り付けます。
その後にマスカーを使ってマスキングテープの上に沿って貼っていきます。
その後にビニールを広げてマスキングテープを使ってビニールがひらひらしないように固定します。
塗装の準備が完了したら、実際に塗ってみよう！
本題のスプレー塗装です。
缶スプレーは中身の塗料が冷えてると塗料が出にくく仕上がりが悪くなるので、お湯で温めて置くときれいな霧が出て塗装しやすいです。
スプレー塗装ですので、一度に多く塗らずに最初は薄くで良いので吹き付けてください。
ポイントはある程度塗装物から離して吹きつけする事です。
近くで吹きつけすると、塗料が垂れてしまいその後の仕上がりにかなり影響しますので注意してくださいね。
薄く吹きつけしては、乾かしての繰り返しで大体３～４回塗れば良い感じに仕上がるかと思います。
乾燥したら養生を剥がして完成です。養生を剥がす際は塗装面を触らないように注意して剥がします。
いかがでしょうか？DIYで車の傷補修をする作業・・・
それなりに用意する物があったり、下準備が色々大変ではありますが慣れたら案外簡単な作業ですよ～！
ちょこっと傷が付いてるんだけど、気になるなぁって人は一度挑戦してみるのもいいかもしれませんね。
あまりにも凹んでいるとか、ダメージが大きい場合はやはり専門の業者に依頼して直してもらうしかありませんね・・・
ちなみに、私が今まで乗ってきた車の中で2台は自分で塗装しました！が・・・・
車好きのワタクシ、塗装業と言うこともあって？か分かりませんが、車を全塗装するという暴挙に出た事が2回ほどあります＾＾；
あの頃はあまりDIYの経験も無かったくせに勢いとノリでやってしまいましたが、結果は散々で仕上がりもむちゃくちゃになり・・・
結局そんな汚い車を乗ってるのが嫌ですぐ手放しました。
やっすい中古の車だったのでよかったんですけどね（笑）
新しい車でそんなことしたら嫁さんに切れられてえらいことになりますわ！
その車のときも結構色々言われましたけどね～・・・
もし車をDIYで全塗りしようと思ってる方は慎重に行ってくださいね！
お読み頂き有難うございました。
