飯塚翔太は東京オリンピックでメダルなるか!陸上チームをまとめる抜群のリーダーシップ

 

こんにちは!

 

今年も残すところあと少し、来年はいよいよ東京オリンピックが開催されます。

 

皆さんはどの競技、どの選手に注目されていますか?

 

私は「和製ボルト」の異名を持つ、陸上の飯塚翔太選手に注目しています。

 

ここまでロンドン・リオと2大会連続でオリンピックに出場!

 

今シーズンも徐々に調子を上げていき、3大会連続の出場を目指します!

 

今回はそんな飯塚翔太選手についてまとめてみました。

 

 

飯塚翔太のプロフィール

【生年月日】1991年6月25日

【身長/体重】186cm/80kg

【血液型】AB型

【出身】静岡県御前崎市

【高校】藤枝明誠高校

【大学】中央大学

【所属】ミズノ

 

 

 

 

 

186cmの長身スプリンター・飯塚翔太選手。

 

 

めっちゃ背が高くてかっこいいですよね~

 

 

日本の短距離選手の中でも1,2を争うほどの高身長だそうで、ついたあだ名は「和製ボルト

 

 

あのウサイン・ボルト選手も195cmと長身でしたから、飯塚翔太選手に相応しい名前なのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

でも飯塚翔太選手とボルト選手って、ちょっとスタイルが違うみたいですけどね。

 

 

ボルト選手は大きなストライドでグングン加速していきますが、飯塚翔太選手は速いピッチの走りが特徴。

 

ストライドは身長から考えればむしろ小さいくらいだそう。

 

 

ですが飯塚翔太選手もそこが課題と考えているみたいで。

 

 

課題をクリアして、目指すは日本人初の200メートル19秒台、

 

そして東京オリンピックでのメダル獲得へ!

 

 

小学生時代からとびぬけていた飯塚翔太

飯塚翔太選手が陸上を始めたのは小学3年生の時。

 

地元の陸上大会の100m競走で優勝したところ、小笠アスリートクラブ恩田勝美監督からスカウトされたそう。

 

 

 

 

クラブからスカウトされるってすごくないですか!?

 

単に足が速いだけじゃなくて、フォームとか体のバネにも光るものがあったのでしょう。

 

 

そして飯塚翔太選手は恩田監督の指導のもとでメキメキと頭角を現し、中学生になるころには世代トップの成績を残すようになります。

 

 

中学1年生のジュニアオリンピックDクラス(中学1年生)では、100メートル競走を11秒60のタイムで優勝。

 

中学3年生の頃のジュニアオリンピックAクラス(中学3年生)では、200メートル競走で22秒41のタイムで優勝。

 

 

ちなみに身長もグングン伸びていて、小学6年生時点で170cm中学1年生時点で180cmあったそう!

 

 

 

 

 

この当時はずっと成長痛に悩まされていたみたいですが、それでこれだけの結果を残すのですから。

 

やっぱり才能を感じますよね!

 

 

高校時代に国際大会デビュー!

中学卒業後は静岡の陸上強豪校、藤枝明誠高校の門をたたきます。

 

 

 

 

1年秋の国民体育大会(国体)では、いきなり200mで21秒71の記録を出して優勝!、

 

高校でもその実力の高さを見せつけます。

 

 

2年生の時は肉離れに悩まされるものの、3年生時のインターハイでは大復活。

 

100mが10秒46で2位、200mでは21秒01で優勝してしまいます。

 

 

この時出した200mの記録は、静岡県高校生の新記録となりました。

 

 

 

さらに10月の国大でも100mを自己ベストとなる10秒38で優勝。

 

初の国際大会となった日中韓ジュニア交流の200mでも、第1試合、第2試合ともに優勝しています。

 

 

逆風だったので自己ベストには及ばない記録でしたが、初めての国際大会出場でも力を出せるのが本当にすごいです。

 

 

大学で完全開花!1年生から結果を残す

大学も全国屈指の名門、中央大学へと進学します。

 

 

 

 

大学では完全に才能が開花していましたね。

 

 

まず入学直後の直後の5月22日、関東学生陸上競技対校選手権大会4×100mリレーにアンカーとして出場。

 

最初こそ競り合う状況だったものの、アンカーの飯塚翔太さんに回ると、グングン他大学に差をつけてしまいます。

 

 

最後は10mもの差を付け圧勝!

 

しかもこの時に記録した38秒54日本学生記録

 

 

これは飯塚翔太選手が1年生の年、つまり2010年に樹立された記録なのですが、いまだに破られていません。

 

これ以上ないほどの、鮮烈なデビューを飾ります。

 

 

7月には世界ジュニア選手権に出場し、200mを20秒67の記録で優勝

 

世界ジュニアで日本男子選手が金メダルを獲得したのは史上初のことだったそうです。

 

 

 

 

そしてこの金メダル獲得が評価され、翌年の4月にはJOCスポーツ賞新人賞にも選ばれました。

 

 

ここまで大学に入って1年間だけの実績ですよ!

 

 

大学生ながらオリンピック出場

飯塚翔太さんの躍進はまだまだ止まりません。

 

 

3年生となった2012年、6月の日本選手権に出場し、200mで20秒45の好成績をマーク。

 

順位こそ高瀬慧選手に次ぐ2位でしたが、オリンピックの参加標準記録を突破する記録を出し、ロンドンオリンピックの出場メンバーに選ばれました!

 

 

オリンピックでは200m4×100mリレーに出場。

 

 

200mは決勝進出とはいかなかったものの、リレーではアンカーを務め、予選を38秒07の好成績で突破します。

 

 

そして決勝でも38秒45の記録を出し、4位に入りました。

 

 

 

メダルとはなりませんでしたが、初のオリンピックでもしっかりと実力を発揮します。

 

 

卒業後はミズノへ!2度目のオリンピックも経験

大学卒業後はミズノへと入社。

 

1年目から世界リレー日本選手権アディダスグランプリと次々に大会へ出場します。

 

 

10月のアジア大会では200m4×100mリレーの他、4×400mリレーにも出場。

 

あまり走り慣れていない距離、しかも出場を言い渡されたのは当日の昼ということでしたが、なんとここで優勝してしまいます!

 

 

 

 

 

同大会で日本チームが400mリレーで優勝するのは16年ぶりとのこと。

 

 

急な出場ながら、快挙に貢献しました。

 

 

社会人3年目となった2016年には、6月の日本選手権で200mの自己ベストを更新。

 

この時の20秒11という記録は、当時の日本歴代2位、現在でも日本歴代3位のタイムとなっています。

 

 

この年は8月のリオデジャネイロオリンピックにも出場。

 

 

4×100mリレーでは予選で37秒68を出してアジア新記録をマークしたかと思いきや、

 

決勝ではさらにその記録を更新して37秒60!堂々の銀メダルを獲得しています。

 

 

 

 

この年は個人でもリレーでも自己ベストラッシュとなりました。

 

 

2017年にも布勢スプリント(鳥取)で100mで10秒08と自己ベストを更新。

 

こちらも現在、日本歴代7位の記録となっています。

 

 

人柄の良さが最大の魅力

もし東京オリンピックに出場することができれば、飯塚翔太選手にとって3度目のオリンピックとなります。

 

 

ロンドンオリンピックの時は若手選手でしたが、今では若手を引っ張る立場になりましたね。

 

リオオリンピックでは陸上チームのまとめ役になり、入場時の侍ポーズも飯塚翔太選手の発案だそう。

 

 

 

 

合宿の際には桐生祥秀選手が「飯塚さんに甘えてます」と発言していたのが印象的でした。

 

 

飯塚翔太選手の周りには自然と人が集まって、ほんわか笑顔のいい雰囲気になっていくんです。

 

 

リーダーシップが抜群なのでしょうね!

 

本人は「そういう雰囲気が好きだからやってるだけ」って謙遜していますが。

 

 

選手のみならず、コーチからも厚く信頼されているそう。

 

陸上って個人種目も多いので、こうやってチームをまとめてくれる存在はすごくありがたいといいます。

 

 

 

 

インタビューや本人のツイッターを見ていても、飯塚翔太選手の人柄が良さが伝わってきますよね。

 

最近ではYouTubeの個人チャンネルが開設されたのですが、見ていてほっこりします!

 

 

先日も料理をしながらトークをしている動画が上がっていたのですが、

 

料理の途中から動画が始まり、料理が完成する前に動画が終わっていました(笑)

 

 

 

 

でもそれがいいんです!

 

 

あの自然と肩の力が抜けていくような雰囲気が、飯塚翔太選手の魅力なのではないでしょうか。

 

 

東京オリンピックへの出場は黄信号?

さてみなさんが一番気になることは、東京オリンピックに出られるかということだと思います。

 

 

陸上においてオリンピックの出場選手に選ばれるには

 

・期間中に決められた大会での順位やIFFA(国際陸上連盟)が定めるランキング

・参加標準記録を突破すること

 

が条件となっています。

 

 

両方の条件を満たさなければならないというわけではなく、基本的には大会順位やランキングが優先。

 

さらに大会の中でも優先順位があり、最重視されるのが「世界選手権」、次いで「日本選手権」となります。

 

 

特に世界選手権はIFFAのランキングにも大きく影響するので、この大会で結果を残すことがオリンピック出場への近道ということです。

 

 

もしその条件を満たせなくても、標準記録を突破していれば選ばれる可能性が出てきます。

 

(参加標準記録)

100メートル競走:10秒05

200メートル競走:20秒24

 

 

選考期間は2019年5月1日~2020年6月29日までで、正式な発表は2020年の7月頭。

 

1種目当たりの出場人数も3人が上限となっています。

 

 

 

実というと今シーズン、飯塚翔太選手は出遅れてしまいました。

 

4月に急性虫垂炎で入院してしまい、6月の日本選手権では肉離れも発症。

 

 

ドーハで行われた世界選手権にも、個人競技での出場はかないませんでした…

 

 

それでも9月に行われた「富士北麓ワールドトライアル」では20秒29と標準記録に迫る記録を出しており、

 

このまま調子をあげていけば標準記録突破も十分視野に入っています。

 

 

 

 

また飯塚翔太選手には個人競技だけでなくリレーでの出場にも期待がかかっていますから。

 

世界選手権でも4×400mリレーで出場しています。

 

 

 

 

ここ数年で陸上界はかなりレベルが上がっており、ライバル選手もかなり多いです。

 

 

ですが飯塚翔太選手には経験があります。

 

来年6月までにはしっかりと調整してくれるでしょう。

 

 

それに日本陸上連盟としても、リーダーシップのある飯塚翔太選手は絶対に選びたいはず。

 

 

後は飯塚翔太選手が結果を残すだけです!

 

 

 

最後までお読みいただき、ありがとうございました。