ペンキ屋さんに限らず、他の業種の職人さんも身に着けている腰道具。
一体どんな道具が入っているのか気になった事はありませんか?
色々な種類の道具があるので、順番にご紹介していきたいと思います!
ペンキ屋さんの腰道具の名前や名称は?
まずは、ペンキ屋の三種の神器とも言われる、「ダスター」です。これは熊の毛で作られた小さい箒のようなものです。
どういう時に使うのかと言うと、箒ですので養生をする際にきちんとテープを貼り付けれるように埃を落としたり、ゴミの掃き掃除などにも使える万能な道具ですね。いざとなったらこれでペンキを塗ることも出来たりします。
あまりオススメは出来ませんが・・・
次に「皮スキ」ですね。これもペンキ屋さんなら誰でも持っている道具です。
これで塗料缶の蓋を開けたり、ケレン作業に使用したりするのに使えます。
皮スキの先端の反対側が鉄で出来ている物もあってその皮スキはハンマーの変わりになったりする物もありますよ。
第3の道具は「カッター」ですね。これは皆さん見る機会も多い道具ではないでしょうか?
カッターは色んな場面で使用しますねー養生するときにマスカーのビニールを切るのに使ったり、養生を剥がす際にカッターを入れて剥がしやすくしたり、塗料の付着を掃除する時にも大活躍します。
取り扱いには注意です・・・若い頃よくカッターで手を切って怪我をしていました^^;
その他の道具は、スクレーパーといって、カッターのような物がハンドルの先端に付いたものがあります。
この道具は塗装する際にシールが貼ってあったりするのを剥がしたり、塗料の付着している箇所の掃除に便利です。
おそらくペンキ屋さんしか持ってないだろう道具もあります。「ささら」という道具です。
これは極細の竹のような木の枝を何本も束ねた物でデコボコした筒状のように加工されています。
これを何に使うのかというと・・・養生をした際に、指でテープ部分を押さえるだけでは養生が剥がれてしまう部分も外壁塗装ではあるんですよ。
そういう場所に、ささらをつかって強くなぞる様に押さえてやると養生が指で押さえるより密着するのでペンキ屋さんには欠かせないアイテムです。
ドライバーもよく使いますね~外壁塗装だと家のいたるところにビスで留まっているものがあります。
雨戸の裏側も外壁があるので、取り外さないと塗装できない場所もあるのでドライバーがないと外れない場合に使用したりしています。
外壁塗装をしているペンキ屋さんの腰道具の中はこんなものではないでしょうか?
内装をやる場合はまた違った道具が入っていることもありますよ!
私は腰道具の中身を入れ替えるのがめんどくさいので、外壁塗装用と、内装用を分けて持っています(笑)