外壁塗装の高圧洗浄で注意点と確認すべき所を解説致します!

外壁塗装工事の一つ、「高圧洗浄」って聞いたことありませんか?

 

 

外壁塗装をしようと考える時期はさまざまだとは思いますが、大体以前の塗り替えから10年位が目安ではあります。

 

 

10数年~下手するとそれ以上の年数の間に日差しや雨に長期間さらされた家はかなりの汚れが蓄積していますね。

 

 

その汚れを外壁塗装をする前に除去する作業が「高圧洗浄」といいます。

 

 

使用する機械は、高圧洗浄機といってエンジンでまわすコンプレッサータイプの物と、電気式で動くものもあります。

 

 

エンジンで動かすタイプの洗浄機の方が圧力が高く、頑固な汚れも水圧で取れやすいのが特徴です。

 

電気式の洗浄機は弱めの圧力ですので、簡単な洗浄しかできません。ホームセンターなどに売っているのを見たことありませんか?車を洗う用とか・・・家庭用の高圧洗浄機ですね。あれは外壁塗装の高圧洗浄には使えません(笑)

 

 

実際の外壁の高圧洗浄の作業ですが、基本的に屋根も塗装範囲に入っている住宅の場合は屋根から高圧洗浄を行います。

 

 

理由は屋根を洗浄した際に出る汚れが下に落ちるからです。壁から洗っても次に屋根を洗うとまた壁が汚れてしまいますよね。なので基本は屋根から洗います。屋根塗装が無い現場、例えば屋根が瓦の住宅などは壁から高圧洗浄します。

 

 

ここで注意点なのですが、屋根は最も日差しや雨にさらされている家の中では一番痛んでいる箇所と思ってもいいと思います。

 

 

きちんとした業者なら良いのですが、屋根の高圧洗浄を適当に済ませていると後々大変なことになります。汚れの除去が不十分のままで、屋根塗装を行うと耐用年数に物凄く影響があるからです。コケが残っているまま塗装してしまう塗装業者も中には居ますので・・・

 

 

家の持ち主も周りから見渡せる壁面なら見えますけど、屋根はどうしても上がれないしこればかりは業者を信用するしかない部分はありますけど

 

 

出来ることならきちんと洗浄できていますよと分かるように写真をお願いするなどは行ったほうが良いかと思います。

 

 

これは当日に言うのではなく、工事の契約の時に写真で記録を残すようにお願いしたほうがいいですね。職人さんに直接言うと嫌な顔されたり、聞いてないなどトラブルになる恐れがあるので^^;

 

 

よく施工内容がきになるのか、足場を登ってくるお客様もいらっしゃいますが、これはやめたほうが良いです!

 

 

足場から転落して事故になる危険性があるのでそのあたりは弁えて塗装工事をお願いするのが良いでしょう。ちゃんとやってくれるか不安があるのは分かりますけどね・・・

 

 

屋根の洗浄が終わったら続いて壁面の洗浄を行い、最後は下回りに落ちた汚れを洗い流したり、塗装には関係の無い部分、例えばカーポートのアクリル板の洗浄や、塀などのコケで汚れている部分がある場合は洗浄したりします。

 

 

洗浄が終わって、お客様から「いや~綺麗なったわ~!」って言われる事がたまにあります。いやいや、まだ塗装してないんだけど・・・って(笑)

 

 

言われたら嬉しいんだけど、なんともいえない気分に陥ります^^;