ペンキ屋さんの使う道具「マスカー」って?使い方を分かりやすく解説!

塗装業以外の職種でも、仕事で使う道具って結構種類ありますよね。

 

 

 

建築業の中でも塗装の場合は使う道具の種類も結構多かったりします(笑)

 

 

 

細かな道具から大きい道具まで事細かくご紹介したいと思います。

 

 

ペンキ屋さんの使う道具、マスカーって何?

 

塗装以外にも使われたりする道具があります、「マスカー」っていう名前の道具です。

 

 

 

DIYが好きな方はホームセンターとかで見かけた事もあるかもしれませんね~。

 

 

 

これは、幅1センチ程の裏が糊になっているガムテープのような感じでそこに折り畳んであるビニールが引っ付いていてロール上に加工されたものです。

 

 

 

マスカーは外壁塗装では欠かせない道具です。

 

 

 

何に使うかというと塗装をする際に、塗料が付着しても良い場所と悪い場所がありますよね。

 

 

 

塗料が付いてはいけない部分をこのマスカーのビニールで覆ってしまい、塗装作業をした際に汚れてしまわないように保護します。

 

 

 

この作業を「養生」といいます。

 

 

 

例えば、どんな家にも窓ってありますよね?壁は塗装しますけど、窓は塗装しないので汚れないようにマスカーを使って保護したり、雨どいや庇など外壁に使う塗料と違う種類の塗料を使う部位には、壁を塗る作業をしてる間はマスカーで塗料がその部分に飛び散らないようにビニールで隠したりします。

 

 

 

窓に貼ったり、小物を養生したりする以外にも色々使い道があるんですよ!塗装の仕方にも色々あって、ローラーと刷毛を使った手作業だったり、後々ご紹介する道具ですが、スプレーガンやエアレスと言った道具を使って塗装作業をする際にマスカーは重宝するんですよ~。

 

 

 

この塗装方法は、塗料を機械使って噴出して塗装物を塗るんです。手塗りと違って塗料が霧状になって飛ぶのでかなり気を使う作業になるんですよね。

 

 

 

その際にこのマスカーを使って、塗料が付着してはいけない場所を保護するために、仕切りを作ったりも出来るんですよ~。

 

 

 

かなり使い方が色々ある万能なアイテムですね(笑)

 

 

ペンキ屋さんならみんなが同じ使い方をしているであろう事もあります。

 

 

 

それは、塗料の缶を開けたけど全部使い切らなかった時や、明日の作業でもその塗料を使う場合にこのマスカーで塗料缶の蓋代わりにビニールで巻いてしまうのです(笑)

 

 

 

塗料って一度開封すると空気に触れるので、表面が乾燥して固まったりすると次の作業でつかえなくなるんですよ・・・それを防ぐためにマスカーを使って蓋をしたりしてますね。

 

 

 

このマスカーという道具、自分が塗装を始めた頃にはすでに商品化されていて一般的に使われている道具だったんですけど、昔はこんな道具は無かったそうです・・・

 

 

 

じゃあ昔のペンキ屋さんってどうやって汚れたら駄目な部分の養生をしていたんだろうと疑問に思って調べてみたら、新聞紙を使ってペタペタと貼り付けて養生していたそうです。これは大変だ~(笑)でも昔の人はそれが普通だったんですよね。いや~便利な世の中になったもんです。。