ペンキ屋さんの使う道具のひとつ「テープ類」使い方・種類は?

塗装作業に欠かせない道具の一つに、「テープ類」という物があります。

 

これは塗装作業に使う物では無くても知っている方も多いかもしれませんね~。よくガムテープって聞きませんか?あれです(笑)塗装作業の時にどうやって使うかというと・・・マスカーで塗料が付いてはいけない部分を養生する為に使うのと同じで、塗料がついてはいけない部分にこのガムテープを貼ったりします。

 

マスカーで覆いきれない部分や細かい部分をこのガムテープを貼り付けたり、後はマスカーを貼ってビニールを広げた際に、そのビニールを風などでピラピラと捲れあがらないようにするためにガムテープを小さくちぎって固定したりするのにも使ったりしますよ。

 

テープ類にも色々種類があります。一般的にペンキ屋さんが使っているテープ類は、布ガムテープとマスキングテープといって布ガムテープより厚みが薄いタイプの物で、紙のような素材で出来ているのが特徴です。テープの幅も色々あり、ガムテープは30mm~50mm、マスキングテープはもっと小さい幅もあります。これは使用する用途・場面によって使い分けたりしています。

 

布ガムテープとマスキングテープ。これはどういった用途で使い分けるかというと・・・・分かりやすく説明すると、布ガムテープを使う時は雑な仕事、マスキングテープを使う時は気を使った繊細な仕事の時って感じですかね!いや、ガムテープ使ってるからって仕事が雑いって訳じゃないですよ(笑)

 

ガムテープだけでも良い場合もあるんですが、マスキングテープも使う。これはどんな時かというと、DIYで自分でペンキを塗ったりしたことがある方なら分かるかもですが、布ガムテープを貼り付けた所に塗料を塗ると素材の関係で塗料が中に漏れたりするんです。

極端に漏れたりは中々ないのですが、塗装が終わってガムテープをはがした際、塗装部分と塗料が付いてはいけない部分の境目の仕上がりが凄く悪くなるんです・・・

そこで、マスキングテープの出番です!このテープは厚みが薄く、丁寧に貼り付けてやると塗料が入り込む隙間がなくなるので、塗料を塗りこんでもテープをはがした際に塗料が滲むことが無く仕上がりが凄く綺麗になります。

 

マスキングテープは繊細な仕事をする時に多様しますね~外壁塗装ではなくて、店舗の内装だと凄く気を使った仕事の時もありますし、こういった場面ではマスキングテープは大活躍します。

 

建築塗装だけじゃなくて、車屋さんの板金塗装でガラスなどを養生する時に使われる事が多いのでは無いのでしょうか。

 

普段ガムテープしか使わない現場を多くやっていて、たまにマスキングテープ使いまくりな現場が出るとそれだけ作業量と仕上がりの質を問われる現場という事になりますので、「俺めっちゃ丁寧な仕事してるな~(笑)」って気分に陥ったりします^^;