店舗塗装のあれこれ、外壁塗装と違うの?詳しく解説!

塗装工事は、外壁塗装だけではなく、色々な種類の塗装があります。

 

 

今回は店舗の塗装工事について色々とお話させて頂きたいと思います。

 

 

店舗というと、色々思い浮かびますよね。飲食店やイオンなどの大型施設などさまざまです。要はお客さんが訪れるお店に関わる工事が店舗塗装の工事にあたります。

 

 

 

 

塗装工事の内容はその店舗によって大きく変わってくるのですが、大型施設などのお店の内装とかであれば、天井と壁とあと少し雑塗装があるくらいで、そこまで色々な物を塗らなければならないって事にはならないんです。

 

 

塗装する種類が多い店舗だと、例えば・・・居酒屋などの飲食系は色々と塗装する箇所が色々とある事が多いです。

 

 

なぜかというと、居酒屋の雰囲気に合わせて木を多く使ったデザインの店舗が多いからですね~。木塗装は普通の塗装に比べて格段に手間が掛かる仕事なんです。

 

 

 

普段居酒屋などに行かれる方はなんとなく分かるかもしれませんが、回りの壁やカウンター、テーブル、椅子など、木のイメージを残したまま塗装されているのに気がついた方はいないでしょうか?

 

 

 

 

基本的な木の塗装は、まず木製で出来た椅子やテープルに着色用の塗料を塗ります。その塗った塗料をウエスという布切れでふき取りします。そうすると木の木目が残るんですが、色は着色されている状態になります。この仕上げ方をステイン仕上げといいます。

 

 

 

 

着色しただけでは、その物を使っていくうちに色がはげてしまうので、着色後はクリアー塗装といって透明な塗料で着色された木を保護します。

 

 

 

まずは、サンディングシーラーという木に対して塗料を吸い込みにくくする為の塗料を塗装します。乾燥したらサンドペーパーで丁寧にペーパーがけをして、綺麗に埃や粉などを落とす作業をします。

 

 

 

 

次のクリアー塗装に取り掛かります。作業する道具はローラーはあまり使いません。基本刷毛塗りか、スプレーで塗装します。テープルの天板などはウレタンのクリア塗装をスプレー工法で塗装する事が多いです。ウレタン塗装をすると、凄い塗膜がついてピカピカになります!

 

 

 

 

細かい木枠や刷毛でしか塗るのが難しい物は、刷毛塗りで仕上げたりします。スプレーでの仕上げと違い刷毛塗りのクリアー仕上げはかなりの技術が必要で、未熟者が作業すると取り返しが付かないくらいに仕上がりが悪くなることも往々にしてあります・・・

 

 

 

 

塗る作業が完了したら、今度はその塗装面の最後の仕上げに番数の高いペーパーにて仕上げ研磨を行います。そうすることによって手触りや艶などがさらに増していい仕上がりになります。

 

 

 

 

店舗の木部塗装は外壁塗装に比べてかなり慎重に作業しなければいけないのですが、頑張って仕上げた塗装物をみると頑張った甲斐があったなーといつも一人で思ってます(笑)