外壁塗装の仕上げ方法って何種類位あるんだろう?仕上げ方や方法を解説

外壁塗装というと、あまり詳しくない人は、ローラーと刷毛で壁をコロコロと塗装する位しか思いつかないと思います。

 

 

そんな外壁塗装の仕上げ方にも色々な種類があるのでご紹介します!

 

 

一般的な仕上げ方法が、ウールローラーで壁を転がすだけの素塗り仕上げですね。これは元々の下地の凹凸などを活かしたまま、新しい色に塗り替える方法です。特にこだわりが無い、予算があまり無い・・・といったお客さんがよくこの方法でご依頼して頂きます。

 

 

次に、既存の壁に模様をつけた仕上げ方もあるんです。この方法は「マスチックローラー」という特殊なローラーを使って下塗りを塗装していきます。

 

 

そうすると、ウールローラーの時と違って模様が付く仕上がりになります。これをマスチック仕上げといったり、波型模様仕上げなどともいいますね。

 

 

 

マスチック仕上げの場合は素塗り仕上げより塗料の厚みが物凄く付くので、ひび割れが多い壁面に施工すると防水効果もバッチリでオススメです。ただ、マスチック仕上げに適していない壁面もあるのでそれは相談でと言うことになります。

 

 

 

もう一つに、吹き付け塗装仕上げというものがあります。

 

 

この仕上げ方法はコンプレッサーというエアーの圧力を送り出せる機械を使って壁面の模様になる材料をエアーの圧力で吹き付けて塗装します。

 

 

この模様も色々あって、吹き付けタイル仕上げ、ヘッドカットといって吹き付けた壁面に専用ローラーを使って模様をつぶした感じの仕上げ方もあります。

 

 

 

この吹き付けて模様が付いた壁面を色の付いた塗料で塗装すれば完成です。でもこの施工方法、最近ではあまり採用されていないんですよね、、、

 

 

何故かというと、吹き付け塗装はやはり周り近所に迷惑が掛かりやすく、飛散の危険性も高いので今の一般的なペンキ屋さんはみんなローラーを使った手塗りの工法を採用していると思います。

 

 

もう一つは、小手仕上げというものがあります。これはローラーや機械を使わずに、ヘラと左官屋さんが使うような小手を使って塗料を盛り込んで模様をつけて仕上げるやり方になります。

 

 

ジョリパットやベルアートなどが代表的な材料名ですね。

 

 

 

この仕上げ方法は腕が良い職人じゃないと出来ない特殊な方法になります。模様のパターンも何十種類もあるのですが、ランダムとかだとその職人の個性やセンスが出るのでとてもおもしろいですよね(笑)

 

 

かという自分は、小手仕上げの塗装はあまり得意ではないので、技術を持った職人さんに教わって日々勉強しております(笑)