屋根の種類によって塗料が違う?その理由とは!

外壁塗装の塗料選びも重要な部類に入るのですが、最も外壁塗装工事の検討の中で気にして頂きたいのは・・・屋根の塗装です。

屋根は外壁に比べて、365日、一日中外部からの紫外線や酸性雨に去らされていて最も劣化する部分ですね。

そういった部分だからこそ、注意して慎重に塗料選びや施工方法などを確認したほうがいいです。

それでは私が順番に解説していきますので、見ていておいてくださいね!

屋根の塗装は、きっちりと高圧洗浄で汚れやコケ、以前に塗装がされているのであれば旧塗膜の除去などを徹底して行った上で塗装します。この作業がいい加減だと後々に痛い目にあうので、きっちりと施工業者と打ち合わせをしてきっちりやってくれるように頼むのが良いでしょう。

屋根用の塗料も水性と油性の二種類があります。私の塗装店では水性の屋根塗料は最近は使ってなくて、油性ばかりを採用しています。理由はやはり耐久性、仕上がり具合、施工のしやすさが理由ですね(笑)

 

屋根塗装の工程は、高圧洗浄→シーラー(下塗り)→中塗り→上塗りと、外壁塗装と工程的にはさほど変わらないんです。下塗り→上塗りの2工程で終わる屋根材も開発されていて、下塗り不要で耐久性を実現出来る塗料もあります。

屋根の種類は一般的な住宅だと、カラーベストが多いかと思います。カラーベストの場合は上記の工程で終わることが多いのですが、カラーベストの劣化があまりにも酷い場合だとシーラーを2回塗装してから上塗り2回を塗装する場合もあります。これは状況次第で変わったりしますね~。

もう一つの屋根の種類は、洋風の住宅に多い、コロニアルという洋風の瓦調の屋根材にも塗装する事があります。

 

 

この場合はちょっと特殊で、通常の施工方法だと塗料の剥がれが発生する可能性が大なのでコロニアル瓦専用の塗料を使います。検討されている方は使う材料をよく聞いてから決めたほうが良いですよ!

コロニアル瓦の場合はカラーベストに比べて、洗浄不足や施工方法がいい加減だとすぐに剥がれたりするのです。使用する材料と工程もカラーベストに比べて違うのが特徴ですね。材料にもよりますが、種類の違う下塗り材を1回ずつ塗装して上塗りを2回というのが私の塗装店で採用している仕様です。

普段、お客様の目線からはちょっと遠くて見えずらい場所の屋根塗装ですが、ムラ無く綺麗に仕上がってピカピカになったら塗装職人としては凄く嬉しいし、良い仕事したな~!って思えるので屋根塗装するのは好きですね(笑)夏場はちょっと暑すぎるので堪えますけど・・・^^;