塗料を塗る前に必ずと言って良いほど、しなければならない事があります。「ケレン」と言う作業をしなければなりません。

 

 

 

塗料を塗れる箇所にも色々あって、外壁だけではなく鉄骨階段や鉄製で出来た手摺・玄関ドア・面格子などの鉄部にも塗装が出来るんです。

 

 

 

最近出来た住宅の場合は鉄製の部品を使わずにステンレス製が多くなってきているので、鉄部関係の塗装を行う住宅は比較的古くに建てられた住宅な事が多いですね。

 

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この「ケレン」という作業はどんな事をするかというと、鉄部に塗装されている塗料が劣化していて、塗料が浮いてきていたり捲れかかっている、ペンキ屋用語で言えば「花が咲いている」状態の塗装物をヘラなどをつかって劣化して浮いている塗膜をはがしていく作業の事を言います。

 

 

 

鉄部だけではなくて、外壁の塗膜も水が回っていたり下地との密着が悪かった場合にはがれたりめくれたりする場合もあります。そのような状態では塗装が出来ないので、塗装をする前にケレン作業を行います。

 

 

 

ケレン作業に使用する道具も色々種類があります。一般的に使われているのは「皮スキ」という、ステンレス製・鉄製両方ある先が尖ったヘラのような形のものがあります。これはペンキ屋さんは必ず持っているものです。ケレン作業以外にも使い道が沢山あるので(笑)

 

 

 

例えば、塗料の缶は缶詰と同じで加工された鉄製の缶に入っているので、缶詰を開けるのと同じで皮スキを使って塗料缶の天辺を開封するのに使います。

 

 

 

もう一つは、「スクレーパー」というものがあります。これは皮スキよりも切れ味が良いです、カッターの刃は皆さん見る機会も多いと思うので想像しやすいと思いますが、簡単に言うとカッターを取っ手があるものに横向きで挿入して固定する物の事を言います。

 

 

 

皮スキでは中々削れないもの、ドアなどを塗装する際に昔から貼ってあるシール類などを塗装前にはがす為に使ったりしますね。

 

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カッターを使うスクレーパーは見てのとおりカッターですので扱いには注意が必要です。下手すると大怪我に・・・・

 

 

 

他にもケレンに使う道具があります。サンドペーパーといって硬めの紙状の裏側にザラザラした加工がされているもので、その加工面を使って雑巾がけのように擦って塗装物の表面をなだらかにしたりするのに使用します。

 

 

 

この「ケレン」作業、見習いの頃はこればかりやらされていてとても苦痛だった思い出があります・・・今の塗装会社はそうでもないと思うのですが昔は見習いですぐにペンキを塗らしてくれるなんてありえなかったです。見習い期間はどうしてもケレン作業や雑用ばかりさせられていて大変でしたね(笑)