塗装用具のひとつ「刷毛」の種類や使用方法について詳しく解説!

塗装作業をする際、「刷毛」は切っても切れない道具の一つです。

 

 

 

刷毛にも色々な種類があって、水性塗料用・油性塗料用など、水性・油性両方使えちゃう刷毛もあったりします(笑)

 

 

 

基本的に、外壁塗装の壁の部分を塗る場合は水性の刷毛を使うことが多いですね。

 

 

 

使う材料にもよるのですが、外壁塗装でも油性をメインに使う場合もあり、そういう場合は油性用の刷毛を使ったりします。

 

 

刷毛の素材にも種類が色々ありまして、刷毛の毛がナイロン製のものや、豚の毛で作った通称:豚毛の刷毛もあります。

 

 

 

豚毛を使う場面としては、豚毛は腰があり硬い毛なのでデコボコした壁面(モルタルや吹き付け塗装)に使用すると作業性が良いです。

 

 

 

ナイロン製の刷毛は、毛がナイロンで出来ていて柔らかい素材になっています。

 

 

 

この刷毛だとデコボコした塗装面にはとても使えたものじゃないって位に作業性が悪いので使いません。

 

 

 

使う場面としては、モルタルや吹き付け塗装がされている面ではなくて、主にサイディングの壁を塗装する場合だと使いますね。

 

 

 

サイディングの壁面の場合、つるっとしてる事が多いので豚毛を使うと塗料を塗っても下地の色が透けてしまって、何回も塗る羽目になってしまうんです。

 

 

 

ナイロン製の刷毛を使えば、毛が柔らかいので下地の透けも塗り方次第ですが、あまりでにくいのでオススメです。

 

 

 

でもこのナイロンの刷毛は油性塗料には使えないんです。。

 

 

刷毛の種類と塗料の選択を間違うとえらいことになります(笑)具体的にいうと、きちんと合った刷毛と塗料を使わないと刷毛が一瞬にしてカチカチになって使い物にならなくなったり、作業性や仕上がり具合にかなり影響してしまいます。

 

 

 

もしDIYかなにかでご自分で塗装してみたいと思ったら、豚毛の刷毛を買えばあまり問題は起きないと思います。

 

 

 

ナイロン刷毛だと油性で使うと大変なことになりますけど、豚毛なら水性でも油性でも使えるからです!

 

 

 

それか、ホームセンターで売ってる万能刷毛ですかね・・・これは間違いが起こらない刷毛ですが、作業性も悪いし仕上がり具合も良くないのであまりオススメは出来ないんですけど^^;

 

 

 

刷毛もピンキリで、ホームセンター等で売っている物は数百円で手に入るんですが、塗装職人だとちょっと高級な刷毛を使いたいものですね!

 

 

 

一本2000円以上する刷毛とかもあったりして、そういうのは中々使えないんですが一度使うと安物の刷毛が使えなくなるほど塗りやすいんです!

 

 

 

やはり良いものは良い・・・って事ですよね。でも経費など色々な事を考えると安物刷毛を使い捨てで使っている方が利益率が良かったりするのも事実で・・・難しいものです(笑)